大手自動車メーカー
翻訳部 Y氏
少年時代をカナダで10年過ごし、大学も現地で卒業したYさん。卒業後は現地で機械関係の仕事に携わり、日本に戻って現職に就かれたそうです。ほぼバイリンガルと言えるYさんにとっても、英訳では「対訳君」のDB機能が強力な業務サポートツールになっているそうです。
製品開発に関するさまざまな資料、規準書、報告書などの翻訳です。その95%が英訳ですね。
かなり特殊な世界であることは間違いないでしょう。ただ一般的な翻訳に比べ直接的な表現が多いため訳しやすいほうだと思います。また、図面等の特殊な資料については定型文書が多いため、対訳集を大いに活用できます。
これまでに自分たちで作ってきた文例データベースが、何十万例とあります。A4に3行程度の日本語の文章とそれに対応する英文を記述したものです。これを図面とか基準書といった内容ごとにファイルにして、Excelで管理してきました。そして必要に応じて検索するといった使い方ですね。そのExcelの代わりに今は対訳君を使っています。
これこそ「求めていたツール」だって感激しましたね。Excelだとデータが大きくなりすぎて、とにかくファイルを開くだけでも時間がかかるんですよ。しかもいろんなファイルをいちいち開いて見ていかなきゃならない。ところが「対訳君」を使えば必要なファイルをすべて串刺し検索してくれる。これが画期的に便利ですよね。しかも検索スピードが速い。おまけに検索結果が一覧表示される。すごく重宝しています。
そうですね。英文と日本文をセットで見ていかないと翻訳の品質がどうしても落ちますから。その意味では一覧表示が精度アップに大きく貢献していますね。
Excelだと一回検索して、それっぽい文例があったらそこで検索をやめてしまいますよね。次々とファイルを開いて検索かけていくのが面倒だから。ところが「対訳君」のように一覧表示されると、どれがもっとも適切かがすぐわかるじゃないですか。
検索が速いから対訳例を見ていく時間を取れるわけですよ。これがExcelなら検索結果が表示されるまでにすでに時間がかかってしまう。待っている時間はまったくのアイドルタイムになりますからね。
社内的な要請ですね。たとえ翻訳部といった地味な部署であっても、何らかの形でコスト削減を強く求められますから。となると、我々としてはいかに正確に、いかに短時間でと考えるしかない。
導入前、導入後での効果を測定しました。その結果、時間効率に関しては約10%アップ、翻訳品質つまり誤訳については15%ぐらいの改善効果が出ています。
グループで20名ぐらいですが、全員のPCにインストールしています。データベース自体は社内ネットワークのサーバーに置いて、そこへ各自が「対訳君」を使って見に行くという使い方ですね。
数十万のデータを突っ込んで使っているにもかかわらず、動作はキビキビしていますね。アプリケーション側の機能が絞り込まれているから動きが軽快なんじゃないでしょうか。そこも気に入っています。
辞書枠、対訳枠は使いこなせているんだけれど、今ひとつメイン枠をうまく使えてないんですね。だから翻訳文はWordに直接打ち込んだりしていますから。これをメイン枠を活用すれば、ここでもう少し効率化できるんじゃないかと考えています。
もともとはプロの医学翻訳者のアイデアを元に開発された「対訳君」ですが、ビジネスシーンでも威力を発揮します。辞書の検索が効率よく行えるだけではなく、「対訳君」だけの用例検索機能によって、「ネイティブのナチュラルさ」も思いのまま。また、自分の「作品」をどんどんその場で、登録し、すぐに使いまわせるのも魅力。
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