株式会社MCL:サービス内容(書籍・各種ガイドライン翻訳)

書籍・各種ガイドライン翻訳(対象言語:英→日)

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弊社はこれまでメルクマニュアル第18版をはじめとする計8冊の医学系書籍に加え、NCCNガイドライン、CDISCガイドラインなど各種ガイドライン翻訳の下訳を手掛けてまいりました。

正確かつ読みやすいだけでなく、対象読者層に合わせた適切な訳調や語彙の選択、専門用語の統一、表記の統一など、下訳の段階から「一冊の書籍/ガイドライン」として成立させることを念頭に翻訳を行っています。
  • 書籍・各種ガイドライン翻訳の実績につきましては「これまでの実績」をご参照ください。
  • 書籍・各種ガイドライン翻訳のテクニカルポイント

    ■訳調/用語/表記の統一や翻訳ルールの遵守について

    書籍翻訳では通常、分量とスケジュールの関係からかなりの数の翻訳者と弊社コーディネーターがチームを組んで並行して翻訳を進めますが、それだけでは翻訳者毎の訳調や訳語の選択規準にばらつきが出てしまうため、一冊の書籍としての統一性が損なわれてしまいます。そこで弊社では、自社開発翻訳支援ソフト「対訳君」を翻訳者に配布し、訳調サンプルや定型表現、指定用語集、表記ルール、単位換算基準、各種翻訳ルールなどを、すべて簡単に検索参照できる形で情報提供を行うことで、下訳段階からの用語の統一や訳調の統一を図っています。加えて翻訳が終わった時点で、それらの指定用語や表記ルールが遵守されているかどうか機械的にチェックし、さらなる品質確保に努めています。
  • 品質管理の詳細につきましては「品質確保のための取組み」をご参照ください。


  • ■監訳対応について

    監訳原稿の作成や、監訳内容の反映作業等についても、トータルで承ることが可能です。下訳から監訳結果の訳文への反映をトータルで承ることで、全体の整合性を保ちながら御監訳結果を適切に反映できます。手書きの御監訳原稿にも対応可能です。

    ■タグ付きデータ/索引の編集について

    出版データ特有のタグ付きデータのハンドリングや、索引の下訳/編集作業などにも対応可能です。

    ■更新(改訂)翻訳について

    一から翻訳を行う新規翻訳のみならず、過去に一度翻訳を行ったものに対して、変更箇所だけを翻訳する改訂翻訳にも精通しております。変更箇所だけの翻訳を行うことで、コストの削減のみならず、翻訳後の監訳や編集作業の工数も同時に削減できます。
  • 改訂翻訳につきましては「新規翻訳と更新翻訳」をご参照ください。
  • サービスの基本的な流れ

    弊社では専任のコーディネーターが翻訳開始から納品・アフターフォローまで責任を持って対応いたします。長期間かつ複雑なプロジェクトの場合は、複数のコーディネーターがチームを組み業務にあたります。

    Step 1書籍・ガイドライン翻訳のプロセス(下訳/監訳/編集等の流れ)やデータの仕様を熟知し、翻訳対象物の内容を理解したコーディネーターがお客様のニーズをしっかりとお伺いします。

    → 単にニーズをお伺いするだけではなく、監訳/編集等の下訳後の作業フェーズも考慮し、様々なご提案ができるよう努めています。ご要望や疑問点、不安にお感じになる点などございましたら何なりとコーディネーターにお知らせください。
    Step 2お伺いしたニーズに基づき、コーディネーターと社内QCチームが協力して、対象領域やフェーズ、翻訳対象ドキュメントの種類に応じた最適な翻訳者を割り当てます。

    → 医薬の様々な分野で経験を積んだ翻訳者とコーディネーターや社内QCチームが連携しながら翻訳を進めていく体制を整えています。
    Step 3翻訳者が正確かつ高品質な翻訳を仕上げられるよう全力でサポートします。加えて、翻訳者間の訳調のばらつきを最小限に止めるべく、翻訳者が参照しやすい形でのサンプル訳の提供や各種ルールの配布を行います。

    → 自社開発の翻訳支援ソフトを最大限に活用し、用語集やスタイルガイド、技術情報など、翻訳に必要な情報を翻訳者がすぐに参照できる形で提供しています。
    Step 4書籍等の翻訳は数か月~半年のプロジェクトになることが多いため、全体の流れを把握した工程管理は欠かせません。弊社では下訳/社内校正/チェック/納品などの工程管理はもちろんのこと、必要に応じて監訳スケジュールの作成/管理等も承ることが可能です。

    → 「下訳」という閉じた世界ではなく、常に全体の工程を把握しながら、その時々の状況に応じて最適な動きがとれるよう努めています。
    Step 5お伺いしたニーズに合わせて、校正作業を行います。

    → コーディネーターと社内QCチームがコミュニケーションを密に取り合い、お伺いしたニーズを漏れなくカバーできるよう、翻訳のチェックを進めていきます。加えて、自社開発の品質チェック支援ツールを最大限に活用し、用語集やスタイルガイドに準じた翻訳となっているかどうかをダブルチェックいたします。
    Step 6監訳内容の訳文への反映もトータルで承ります。監訳内容を単に機械的に反映するだけではなく、修正の意味や、他に与える影響などを常に意識しながら反映作業を進めます。

    → 下訳~監訳内容の反映をトータルで承ることで、全体の整合性を保つという観点からも、さらなる品質の向上に貢献できると考えております。
    Step 7原文がXML等のタグ付きデータの場合は、訳文も同じ形式のデータにて納品可能です。タグの構造や定義内容を理解た上で作業を行いますので、精度の高いデータを作成することができます。

    → タグのコーディングエラーや挿入ミスなども機械的にチェックし、InDesignなどの版下作成ツールへの流し込みをスムーズに行っていただけるようサポート致します。
    Step 8本文内の用語にあわせた索引の翻訳も承ります。

    → 複数階層のインデックス(親、子、孫、ひ孫インデックス等)翻訳も可能です。
    Step 9納品後をしっかり見据え、お客様の負担を増やしません。

    → コーディネーターが翻訳現場で発生した問題点などを迅速に把握し、お客様に早い段階で確認を行うべきものをタイムリーにお伺いし、問題の早期解決に努めます。また、納品時にお伝えすべきポイントが何かをしっかりと考え、納品後のお客様での作業がなるべくスムーズに進むよう努めます。

    料金の目安

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    翻訳の分量や、校正のレベル、作業内容によって料金/所要期間が異なります。弊社ではこれまでの経験とノウハウを最大限に活用し、「翻訳の目的」をしっかりと見据えて、お客様にとって必要なプロセスと、そうでないプロセスをご依頼の段階から明確にしつつ、お客様のニーズにあった最適な翻訳フローをご提案いたします。

     

  • 正確な料金や期間につきましては、こちらより弊社コーディネータまでお問い合わせください。
  • 代表的な翻訳フローと料金の目安についてはこちらをご参照ください。
  • 品質確保のための取組み
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    特定疾患の患者様で海外の情報の翻訳をご希望の方に、無料の翻訳サービスを提供。